--. --. --  
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2013. 03. 22  
ピアノ弾きの物理学者さんから、質量ともに充実したコメントを続けて頂戴しました。

学会の合間に書かれるのでしょうが、やはり専門家が専門分野について書かれることはすごいですね。
私のような「どしろうと」にも、なんとなく、ふわんとわかる(ような気がする)。

物理学者さんのコメント#1に従って、書棚の20年以上触っていないところをほじくり返して、朝永振一郎の本を見つけました。

コメント#2で、光子(こうし? みつこ?→それはお楽しみ!)のことを教えていただき、「むむ! これもどこかで読んだことがある」と書棚ほじくり返し作業をもう一度。

『外的世界と内的世界』湯川秀樹 
岩波書店 1976年 (私の本は1981年の第4刷)

自然観察や日々の雑感、講演などをまとめたものですが、その中の本のタイトルにもなった「外的世界と内的世界」という講演録の章です。内科学会での講演。

P70よりしばらく引用

---、20世紀になりましてから、物理学の第2の革命といわれるものが行われ、新しい物理学、相対性理論でありますとか、量子力学でありますとか、それまでの物理学と根本的に違う理論体系ができあがりました。それは1900年から始まりまして、1930年代ぐらいまで、そういう変革の時代が続きましたが、そういう中で、もう一度生命とか人間の精神とかを見直す---昔流の機械論ではなく、もっと新しい物理の立場から見直したらどうなるであろうかということで、わたくし自身もそれを少し考えてみたことがありますけれども、当時、ニールス・ボーアという学者がこういうことを言っております。詳しく立ち入る必要はありませんが、その考えの要点だけを申しますと、相補性、コンプレメンタリティー(complementarity) という概念が中心になっています。たとえば光は一方では粒子のようなものであると同時に、またそれは波でもある。このふたつはお互いに矛盾する性質であると考えられてきました。---

その後、シュレーディンガーの『生命とは何か』が紹介されています。
さらに、発展して医療者~患者、医療行為~治癒の過程の話に発展し、自己認識の問題にも話が及んでいます。
後半部分は、私の仕事(医療倫理および看護教育関係)にも直接関係のある、示唆に富んだ話でした。
(ざっと読んだだけなので、あとでメモをとりながら再読しようと思っています)

いやあ、科学者が専門外の人対象に書いた文章は面白い!

湯川も朝永も1981~3年頃に買って読んだ本のようです(…内容はさっぱり忘れていた)。
大学を卒業前後の頃。あの頃は、まだ知的好奇心が旺盛だったんだなぁ…。

体力的に若返ることはなかなか難しいけれど、知的なことは、その間の経験や読書量の蓄積があるので、もう一度勉強することによってリカヴァーできるような気がしてきました。

物理学者さん、インスパイアリングなコメントありがとうございました。
今日、仕事で書店に行く用事があるので、朝永の講談社学術文庫と、シュレーディンガーの岩波文庫を買います!
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノ初心者へ
にほんブログ村
にほんブログ村 本ブログ 洋書へ
にほんブログ村
にほんブログ村 英語ブログ 英語独学へ
にほんブログ村
スポンサーサイト
NEXT Entry
Ich spiele gern Klavier. 私、ピアノ弾くの好き!
NEW Topics
映画「小さいおうち」
マッスル・リーディング?!
文化資本を超える高貴さ…3つの映画
息子英語特訓~その後
その後の息子…やれやれ
Comment
Trackback
Comment form
 管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

ぶるっく

Author:ぶるっく
 長女ぽんは飛び立ち、長男ばぶは羽ばたき練習中。空きの巣になっても、仕事・趣味・体力作りに励み、楽しく暮らしていきます!
 読書・音楽・ウォーキング・軽登山・水泳のことなど…日々の記録です。

検索フォーム
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。