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2013. 03. 13  
今日は、朝から雨でした。
昨日まで、雑務・確定申告、娘の進学にまつわる諸事で忙殺されていたので、
今日は一休み。

本の整理をしていて、ふと児童向けの本を手に取り、楽しみながら読みました。

James and the Giant Peach  
Roald Dahl Illustrated by Lane Smith

ストーリーは荒唐無稽といってしまえばおしまいだが、
幸福な少年→
降って湧いた不幸→
虐げられ不遇な目に→
不思議な出会い→
仲間との反目・協調・友情→
知恵と勇気で困難を切り抜ける→
冒険のハッピーエンド

というイギリス児童文学の典型的なストーリー展開で、読者を惹きつける。
ここはひとつ、童心に返って楽しみましょう!

verse がたくさん出てくるが、その rhyme が面白い。
こういうのを暗誦していると、それをちょっとひねって、気の利いた
joke が言えるのでしょうねぇ。 

また、proseの部分も音の配列が工夫されている。
日本語訳があると思うが、
以下の部分なんか、どういうふうに訳されているのか興味津津。

---and all the time the water came pouring and roaring down upon them, bouncing and smashing and sloshing and swashing
and swirling and surging and whirling and gurgling and gushing and rushing and rushing, and ---

この子音部分と母音部分(アリタレーションとライム)の配列の妙!
スバラシ!

子どもに昆虫のことを教える教育的効果も。
“My dear young fellow,” the Old-Green-Grasshopper said gently, “there are a whole lot of things in this world of ours
that you haven’t started wondering about yet. Where, for
example, do you think that I keep my ears?”
から始まって、虫の目や耳などの機関のことが学べます。
ムカデ~日本語でも百足、英語centipede ~が21対42本足だとは、
(またそれは種によって違うとは)この歳まで知りませんでした!

最後の大団円部分で、
The ladybug, who had been haunted all her life by the fear that her house was on fire and her children all gone, married the
Head of the Fire Department and lived happily ever after.
というところなんぞ、Nursery Rhymes を下敷きにしていて、「ああね!」と思わせウィットに富んでいる。

英語を学ぶ大人は、大人なりに楽しむことのできる本です!

alliteration と rhyme で、tongue twisterをひとつ…。

ロアルド・ダールは文学者
ドナルド・ドーアは社会学者
ドナルド・キーンは日本文学者

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Comment
No title
> Nursery Rhymes を下敷きにして
私もJames and the Giant Peachを読みましたが、全然気づきませんでした。alliterationという単語も初めて見ました。

Ladybug! Ladybug!
Fly away home.
Your house is on fire
And your children all gone.
人生4年さま
いつもコメントありがとうございます。

イギリス児童文学はマザー・グースを知っていないと楽しめない、というのが多いですね。
アメリカのはそうでもないけれど…。

子どもたちが幼い時に映画「シュレック」を観ましたが、
随所に出てくる、その手の“下敷き”は日本の子ども達にはわからないはずで、
「くすっ」という面白味は大人向けだと思いました。

ジャアント・ピーチも映画になったんですよね?

alliteration というのは、フランス語の先生と英語でおしゃべりしていたときに知りました。

その仏人の先生も私もジェイン・オースティンが好きで、
作品について話しているときに、
私が、「韻」は何でも rhyme と言うと思ってしゃべっていたら、
それは違うと教えてくださいました。

Pride and Prejudice
Sense and Sensibility

詳しくは、consonantal alliteration というべきでしょうね。

ところで、いつもコメント頂戴している人生4年さま、
リンクを貼らせていただきますが、よろしいでしょうか?
No title
> リンクを貼らせていただきますが
たいへん光栄に存じます。ただし、人生4年にリンクすると、ぶるっくさんも人生四年と同類?と良からぬ噂が立つ恐れがありますので、慎重にご検討ください。

Nursery Rhymesの知識があるか無いかで理解の深さが決まりますね。「赤毛のアン」にも古典文学や聖書が多数引用されているらしく、英語で読みたいと思いつつも、今の私では消化不良になるのではないかと躊躇しています。
人生4年さま
リンク貼ったら、早速眼光鋭い男から尾行されました…なぁんて!

人生4年さまのブログやコメントは私がアクセスすることも思いつかないような情報ばかりで、
たいへん勉強になります。

(最初は、例のS大のオケのリクルート部員かと勘違いして、
「どうして娘が関西の大学を受験するってわかったの? ブログってこわい!」と思ったものでした。)

マザー・グースやシェイクスピア、スティーヴンソン(「宝島」や「子どもの詩園」の)などを読んでおくと、英文学の理解が深まるらしい…ということは、私は「あしながおじさん」で学びました。

孤児院で育ち、童謡も昔話も知らない主人公が、「普通の育ちのお嬢さん」をよそおって大学に入り、欠けている知識を大急ぎで吸収する…そして、何を読んだか逐一手紙に書くのだから、これほどよい“ガイドブック”はありません。

聖書もギリシャ神話や「アーサー王と円卓の騎士」あたりも、
下ってはオースティン、ディケンズもと、キリがありませんけどね…。

文学だけでなく、ビートルズや“ユーライアヒープ”など、現代の音楽でさえ「本歌取り」ばかりですからね!

おばさん老いやすく、学成り難し…

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ぶるっく

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 長女ぽんは飛び立ち、長男ばぶは羽ばたき練習中。空きの巣になっても、仕事・趣味・体力作りに励み、楽しく暮らしていきます!
 読書・音楽・ウォーキング・軽登山・水泳のことなど…日々の記録です。

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