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2013. 03. 09  
朝9時、ネット上で娘の大学入試の合格発表があり、おかげさまで合格しました!

2月下旬、私も受験に同伴して、試験の翌日、午前中は観光、午後は不動産屋や大学生協をまわり、アパートの仮予約をしてきました。

娘は試験の出来はまずまずだったようで、長い受験生活(2浪でした)を終えすっきりした表情。
…しかし、私の方は、言語化できないかすかな憂愁にとらわれていました。

その「どんよりとした落ち込み気分」からやっと解放されたのが、数日前です。

自己流で以下のステップを踏んで認知療法を試みました。

① 娘が志望する大学に行くということは、彼女が家を出ていることである。

② ①については、彼女の成長の過程であり、喜ぶべきこと、めでたいことである。

③ また、いつかこのような日が来ることは、以前から覚悟していたので、少々の寂しさを感じるとしても問題ないはず。

④ いつから「憂愁」が生起したか? 受験旅行の帰路からである。そのタイミングで何があった?

⑤ いくつかのアパート物件を見て、そのうち初期費用の一番安い物件を仮契約。

⑥ 仮契約した部屋は、それ以前に見た物件より安いが、古くて狭い。

⑦ 2年生でキャンパス移動があるので、そのアパートは1年しか住まない。安いことが最優先要件は親子の同意事項。

⑧ 仮契約の部屋で暮らす娘の姿を思い浮かべる。

わかりました!!!
このあたりから、「こんな小さなわびしい部屋で、独りぼっちで過ごすのか…」と無意識のうちに感じたことが、憂愁の根源だったようです。

そのことを娘に告げると、娘は、
「まあ、新しくて広い部屋とは言えないが、私は満足しているし、もっとボロアパートもあったのに、あの部屋を借りることにしてもらったことをありがたいと思っている。」
と明るい表情でこたえました。

ちょうどその頃、小説『母の遺産 新聞小説』を読んでいて、次のような箇所に出くわしました。
(離婚を決意した50代の女主人公が母の遺産を元手に“終の棲家”となるマンション探しをする場面で)

まずは駅を降りて通る道の醜さに顔がこわばってくる。(略)
建物の玄関をくぐり、吹きさらしの共有階段を上がり、共有廊下に至るころには、現実感が逆に薄れて、他人の人生を生きているようであった。部屋のなかに足を踏み入れると、その感覚はさらに強まった。(略)
若ささえあれば、どんな空間に住もうと、希望という恵みがあるのに、美津紀にはもうその若さがなかった。


そうだったんです!
50代の私が見るアパートの部屋と、これから希望に満ちて学問の道に進む娘の目に映る部屋とでは、全く印象が違っていたのです。
私が、「娘がみじめ、かわいそう」なんて思うことはないのです!

昨日は、合格発表前だったけれど、下見と称して家具や食器、調理用具などを二人で見て回りました。
私が「全部いっぺんに揃わないから、しばらくは不自由だろうけど、キャンプ生活と思えばいいね。」と言うと、
娘は「うん。大学生活4年間自体がキャンプ生活みたいなもんだから、モノにお金をかけすぎないようにする。」とこたえ、どうしたら安く新生活準備が整うかを真剣に考えているようでした。

知らず知らずのうちに、娘と自分を同一化していた自分を恥じました。
親バカ発言ですが、娘も2浪の間にずいぶん成長したものです。
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Comment
No title
ぶるっくさん
娘さんの大学合格、おめでとうございます!!
もうだいぶ前ですが、自分が大学に入って一人暮らしはじめた頃のこと、思い出しました。最初は寂しい感じもしたけれど・・、すぐに友達もできたし、楽しいこといっぱい、そして大人になっていったんですよね。
「親」は、そんな気持ちだったんだな~と、ぶるっくさんの記事を読んで、しみじみ思いました。
希望に満ちた門出。娘さん、たのしい大学生活を過ごされますように。そして大きな成長を、心よりお祈りしております。
No title
おめでとうございます。うちの近所では梅の花が咲き始めましたが、そちらも春が来たようですね。o(^__^*)o(*^___^) oわ~い

大学生ですから贅沢する必要はありません。ただし、若い女性は戸締りに気を付けて、面識のない訪問者に対して迂闊にドアを開けないよう用心しなければいけませんね。ひとりで生活を始めたら全て自己責任ですから。

自分で選んだ学問その他の分野で多くの良き出会いがあるといいですね。
kokodamさま
コメントありがとうございます。
母と娘へのエールありがとうございました。

シューベルトのアンプロンプチュの演奏、ブラボー、ブラービッシモ!(^o^)
コメントしようと思いつつ遅くなって、こちらで書いて申し訳ありません!

娘と自分をidentifyしてはいけないと思いつつも、
高校が同じで、身長体重が同じ(出るところ、引っ込んでいるところは違います)、
数学が苦手、国語、英語と日本史が得意(娘は理系なのに)と…、
自分の若い頃を見ているような感じです。

母の影響か(?)、サークルは登山やアウトドア系で活動したいし、
受験生のあいだ中断していたピアノも再開したいと言っています。

“母が重い”と言われない程度に距離をおきつつ、
これからは大人としてのつきあいができればいいなと思っています。

*残念ながら、彼女はアルコール分解酵素に関しては母の遺伝子を受け継いでいないようで、
お酒が飲めないタチのようです(>_<)

ぶるっく
人生4年さま
コメントありがとうございます。

確かに、親の世代の学生時代に比べたら、すべてのことが破格にゼイタクになっていますよね。
セキュリティ管理は、細心の注意を払うように繰り返し言い含めておきます!

娘は、2浪して「すごく親に心配や負担をかけている」という自覚があり、
これから4年間、ゼイタクをしてはいけないと思っているようです。

人生4年さま軽油でTEDのことを知り、
(名前を失念しましたが)スウェーデンの公衆衛生学者のとっても面白い話を繰り返し聴いています。
私も聴きました!

また、いろいろ教えてくださいませ!




人生4年さま
すみません、前のコメント、「軽油」誤→「経由」正です。
おめでとうございます☆
娘さんの合格、本当におめでとうございます!希望に溢れた娘さんは、何もかもが輝いて見えるでしょうし、確かに輝いているのだと思います。

希望の大学へ行けて、ご両親に愛されて、お母様と一緒に見つけられた新しい住まい…聡明な女性に成長された娘さんの、素晴らしい旅立ちですね!心からお喜び申し上げます。

ミモザさま
ありがとうございます!

進路について、希望分野と実力との乖離などで高三以来3年間紆余曲折がありましたが、
やっと決まりました。

合格通知を手にして、やっといろいろな“ペンディング事項”を先に進めることができます。

勉強に(これからが本番ですものね!)、
スポーツに(早速、3月中旬本格的な縦走登山を母娘ですることに)、
…そして、できればすてきなボーイフレンドが見つかることも…、
積極的に生きていってほしいと願っています。

目標に向かって勉強をお続けになっているミモザさまのこと、娘も尊敬していて、
「私も負けられない!」と勇気づけられています。
これからもよろしくお願いします!


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 長女ぽんは飛び立ち、長男ばぶは羽ばたき練習中。空きの巣になっても、仕事・趣味・体力作りに励み、楽しく暮らしていきます!
 読書・音楽・ウォーキング・軽登山・水泳のことなど…日々の記録です。

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