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2013. 02. 20  
Absent in the Spring
Mary Westmacott (Agatha Christie)

【動機】
David Suchet の朗読による Murder on the Orient Express のオーディオブックを聴き、
Christieの他の作品を読みたくなった。

【感想】
アガサ・クリスティーが別の筆名で書いた小説。
20代の頃、中村妙子訳「春にして君を離れ」を読んだことがあるが、中年女性の心理を描いたもの…というおぼろげな記憶しか残っていなかった。
結婚して子どもを育て、その子どもたちの巣立ちも近い今、原作を読み返して、じんわりと、“怖ろしさ”を含んだ感動を覚えた。

今風に言うならば、いわゆる“勝ち組”の良妻賢母Joanの底なしの
emptinessが、Joan自身の回想により明らかにされていく。

若い頃は、身近な誰かを思い浮かべながら「ああ、こういう人いるよね。」と人ごとのようにJoanの人物像を読んだような…。

でも、今回は、「これは私のことかもしれない…、でも私は彼女ほどひどくはない」、と自省しながら、言い訳しながら読みました。
今このタイミングで再読してよかった。

読み終わった頃、学校から帰った息子が学年末考査の点数を私に報告。
「だから言ったでしょう! 勉強方法がわかっていないって。
演習問題を数あたらないからよ、そんな情けない点数しか取れないのはっ。
あんたに足りないのは、勤勉さと親の言うことを聞く素直さだよっ!」
と怒鳴りたいのをぐっと我慢。

高校生にもなれば、自分で「やばい」と反省して、勉強法を見直すしかないですよね…。
勉強ができようができまいが、あんたの人生、親がしてやれることはもう残ってないよ。

「あなたのためを思って言っているのよ」
「私は自分のことよりも家族のことを優先して、家族の犠牲になって…」
みたいなことは、絶対に口にすまい…と強く心に決めました。

話の終わり方は、すっきりしたものではないが、Rodney とLeslieにとっては美しい終わり方だったかも…。

【引用など】
*Girls do marry sometimes --- just to get away from home.
*Rodney が娘のAveril の恋愛について諭す場面。父親として立派!
*リヴィングストンとスタンレーの出会いの有名なせりふ
 Dr. Livingstone, I presume?
が、こういうふうに小説中に出てくるんですねぇ!おもしろ!

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 長女ぽんは飛び立ち、長男ばぶは羽ばたき練習中。空きの巣になっても、仕事・趣味・体力作りに励み、楽しく暮らしていきます!
 読書・音楽・ウォーキング・軽登山・水泳のことなど…日々の記録です。

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