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2013. 02. 15  
英語で40年読み続けきたDaddy-Long-Legs ですが、
昨日来、この本が私に与えてくれたものは…と考えていたら、
いろいろ思い当たりました。

小中学生の頃は、
普通の家庭生活や世間を知らないジュディが、
大学に入ってどん欲に吸収していった“常識”や“教養”が、
私にとっても欧米の文学や歴史の入門として、役に立ちました。
マシュー・アーノルドの詩集、シェイクスピアのソネット、
ポエニ戦争のハンニバルの野営、
マザー・グースに青ひげ、R.L.S.とは宝島の…などなど。

思春期以降は、
「男性を見る目」とか、
(とはいえ、ジミー・マクブライドいい青年だと思うけどねぇ…)、
男性に依存せず自活していこうとする独立心とか、
ジミーに嫉妬(?)してジュディを遠隔操作しようとするジャービー坊ちゃまの可愛さとか、
華美に流されず、自分のお財布の中身とセンスでおしゃれに気を遣うとか。

子育てや仕事、親の介護・看取りなどで余裕がなく、
15年間くらい読まなかった時期がありました。
ハードカバーの本を見つけて買って、久しぶりに読んだのが5年ほど前。

懐かしい…と、ほいほい読んでいて、あるところで、突然、滂沱の涙!

ええっ?そういうことだったのか! 私は未熟だった…。

1年生の3月末から4月初めの3通の部分。
まだ、お読みでない方のために詳細は書きませんが、
私の人間に対する理解が、
以前読んだときはとても浅かったということがわかりました。

“自分は世界の中で独りぼっち”と思うことの深い淵がわからなかった。
昔はただ、「病気で心細くなって駄々こねているだけじゃないの」
…くらいの認識しかなかった。

どこかに自分のことを思ってくれている人がいる…
というのは生きていく上で、大きな大きな力になるのですね。

あとは、その後の私の読書傾向を形作ったこと。

劇的なストーリー展開のないゆるりとした話を退屈と思わずに読み、
好きになったこと。
トーマス・マンの長編や
ロシア文学(あ、これは愛とドラマとサスペンスがあるか)など。

日記や手紙文の作品が好きになったこと。
何食べた、買い物メモ、どういう交通手段でどこに行った、
なんていうのをつらつら読むの大好き。
この手でいちばんすきなのは、武田百合子『富士日記』。
あとは、芭蕉の紀行文、土佐日記なども。

それに、ま、私もオトメでしたから、シンデレラ・ストーリーの系統も。
教養と社会的地位と資産のある大人の男性から庇護されるように愛される
永遠のあこがれですな。(「な」というな、おばさん)
ジェイン・オースティンの6つの小説がこのタイプ。
(4つしか読んでませんけど)

ということで、細部を覚えてしまうほど大好きな本で初めての洋書に挑戦するというのは、
案外、有効な勉強方法かもしれず、オススメです!
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