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2013. 11. 23  
連休1日目(といっても私は毎週土曜休みです)、とっても好いお天気。

宝山か三郡山にでも登りにいきたいところです…が、
ヘルペスが出て、体調イマイチ(-_-)

おとなしく家で仕事をします。
高校日本史の期末問題作成2種、専攻科一般教養後期試験問題作成…重労働!!!

…と、パソコンに向かったはいいが、イヤな仕事は後回しにしたくて、ブログ更新に逃げている。

ひさびさの読了メモです

山本博文 『歴史をつかむ技法』
新潮新書
__ 1
なんか、歪んどるなぁ(-_-)

歴史は自分の専門ではないけれど、高校で日本史を教えながらいつも次のようなことを考えている。

★受験に日本史が必須のクラスで
センターや国立2次、私大の過去問を解き、各種参考書・問題集、予備校講師の講義本などを熟読して、「やっぱり日本史受験には暗記が必要」と思っている。
でも、それが本当の歴史教育なのか?
大量の年号、人名、歴史用語を暗記してわかった気分になっていていいのか?


★受験に日本史が必要のないクラスで
居眠り続出。ちょっと難しい言葉から説明するレベル…昨日は「幽閉」を説明しました。
やる気、学ぶ気のない子たちにどうして日本史を学習させないといけないのだろう?

★人物関係の理解を深めるために、生徒たちが知っているテレビ番組の話などするけど、それはいいことなのか?
松山ケンイチの平清盛や、福山雅治の坂本龍馬、今の「八重の桜」は、院政、平氏政権、源平の葛藤、幕末から明治初年にかけての説明におおいに助かる。
(といっても、NHKの大河ドラマを見ている生徒はあまりいないけれど…)
しかし、ドラマや小説はあくまでフィクション。娯楽性を追求したもの。それを授業でしゃべることの当否はどうなんだろう?

★どうして、歴史を学ばなければならないの?
私自身は「好きだから」ですが、歴史学習の意義って本当は何?

★「史観」にニュートラルに教えることは可能か?
私自身は社会学・心理学専攻なので、政治史よりアナール派的、あるいは民俗学的視点に立つ歴史観に親和感があり、その筋の本ばっかり読んで来た。いわゆる網野史学や、森浩一の考古学が好き。でもメインストリームではないかも…。歴史学会の動向はどうなっているのか、門外漢なので自信がない。

以上のような疑問に対して、山本の見解を読み取ることができて、たいへんためになった。
東大の教授として各方面に対して配慮の効いた(喧嘩を売らない)記述になっているが、じつは、この著者、マジで、ある方面に対して喧嘩売ってまっせ!

受験生のほとんどが使用している山川出版の『詳説日本史B』を基本材料にして書かれているので、高校生の皆さんも是非お読みになることをオススメします!

この本を読んで、「歴史とは何か」をより深く考えたいと思い、次に読む本を積んどくリストから引っ張り出してきました。
__ 2

上記の本にも出てきたブローデルの歴史学に関する小論集。
1編1編が短いので読みやすそう。
フランス語で読めるようになる日がいつか来るかしら?
絶対に来ないね!!!

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