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2013. 02. 13  
読了メモ:ポリシー
①読んだその日、または翌日に書く。書くのが面倒と思うような本については書かない。
②きちんと読了した本に限る。つまみ食い読みは不可。
③【いもづるin】とは、当該の本との関連を見いだした既読の本
④【いもづるout】とは、当該の本を読んで、読みたくなった未読の本

The Red Notebook
Paul Auster

【動機】TOEICの対策勉強をしようと思ったら、突発性難聴に。
リスニング練習ができないので、ペーパーバックをぼつぼつ読むことにしたら…はまってしまった。

【いもづるin】オースターの既読小説いくつか

【いもづるout】「ドン・キホーテ」←インタヴューでたびたび言及されていた

【感想・メモ】
20年以上前に書かれた(インタヴューされた)もの。
まず、告白。
Twentieth-Century French Poetry の章は、フランス詩(人)についての知識がないので、ついていけず、スキップした。(ポリシー②に反するね!)

インタヴュー2編のうち、2つめが面白い。
(インタヴューの時間関係から、前者の内容は後者と重複している)

*偶然性(chance , coincidence, serendipity, contingency)のモチーフについて 
オースター作品には「まさか!」というような偶然性がよくでてきて、
これに対する批判的な評価が多かったと見え、
オースターはかなり熱心に「事実は小説よりも奇なり」を論じている。
この姿勢がナショナル・ストーリー・プロジェクトにつながり、
それが日本の内田樹や高橋源一郎に受け継がれ『嘘のような本当の話』につながっていく
…という流れの源を読むことができた。

 In philosophical terms, I’m talking about the powers of contingency.
Our lives don’t really belong to us, you see ---
they belong to the world, and in spite of our efforts to make sense of it,
the world is a place beyond our understanding.


*「ムーンパレス」に出てくる段ボール箱の話
…オースターの義理の叔父さんの本箱がモチーフだったとは!
そして、それが彼を作家にした!

*オースターにとっての「詩と散文」の位置関係
 In some sense, poetry is like taking still photographs,
whereas prose is like filming with a movie camera.
Film is the medium for both those arts --- but the results are totally different.
In the same way, words are the medium for both poetry and prose ----.  

なるほどねぇ。わかりやすい比喩。

*fairy tales の意味。
読者ひとりひとりの想像力をかき立てる物語。

*solitude について。
これもオースターの主要モチーフだが、
 But solitude is a rather complex term for me;
it’s not just a synonym for loneliness or isolation.
Most people tend to think of solitude as a rather gloomy idea,
but I don’t attach any negative connotations to it.


*人称の問題。一人称か三人称かを選択するときのオースターの感じ方。(あるいは女性の話者の場合)

*サルマン・ルシュディへの祈り。
これを書くのにも、すごい身の危険を感じたことだろう。
日本人の訳者は殺されましたからね。
あれは迷宮入り?

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お大事に~
今の時期、リスニングが出来ないのは辛いですよね…お気持ち、お察し致します。でも焦らないで下さいね!言うまでもなく、お体のほうが大事ですから…

Our lives don’t really belong to us, you see ---
they belong to the world, and in spite of our efforts to make sense of it,
the world is a place beyond our understanding.
…良くも悪くも真実ですね。

日本語もそうですが、洋書も幅広く深い物を読まれていますね。素晴らしいです!私は無類の英語好きですが、眼精疲労が酷くて読書が出来ない時期が長かったため、内容のある洋書はほとんど読んでいません。オ-スターは知らなかったので、これからの読書リストに入れたいです。

こっちのTVで、”Book Channel"と云うのがあり(週末だけの番組なのですが)、一日中作家のインタビューやレクチャー、ブックフェスティバルのような催しの中継等、本に関する話題だけがコマーシャル無しで一日中流れています。読書好きな人には天国のような番組です。本のことをあまり知らない私にとっては良い勉強になり、番組でヒントを得て本を買うことがあります。

以前のご質問ですが…私はぶるっくさまよりちょっとお姉さんです^^

ぶるっくさまと私は嗜好が似ています♪うちは瓶ビールなので「カチッ」ですが、小さな幸せを感じます。本の中の女の子、「幸多かれ!」と祈ります。
オバマ大統領がキィボード?
ミモザさま

おはようございます。
難聴の方は少しずつ良くなっていますが、ステロイドを服用しているので、
ムーンフェイスになっています(元々じゃん…という声もあり)。

バレンタインデーのお花の写真、きれいでした!
残念なのは、ミモザお姉さまのお姿が見えないこと。
ドレスの描写がステキだったので、一生懸命写真を見たのですが、
確認できず…。

ホテルの壁の写真を見て、「オバマ大統領がピアノ弾いてる!」とびっくりしたら、
スティービー・ワンダーの若かりし姿のようですね?

アメリカの瓶ビール、大好き!
日本と違って、いわゆるご当地ビールというのがたくさんありまりますよね?
日本のビールも、同じ銘柄でも断然、瓶の方がおいしいですもんね。

TOEICのリスニング練習って、つまらないから、
養生というより逃避という感じです。

みもざ様も、お勉強がんばってくださいね。
勝手な推測ですが、
化学や数学をがんばってらっしゃることから、
ひょっとしたら、娘が大学で勉強しようと思っていることと、
同じ方向をめざしていらっしゃるのかな?なんて…。

その分野は、まだまだ日本よりもアメリカの方が格段に進んでいると聞きます。

娘も、将来的にはアメリカに留学したいと思っているようです。

お嬢様とも再会だそうで…、楽しい春になりそうですね!
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ぶるっく

Author:ぶるっく
 長女ぽんは飛び立ち、長男ばぶは羽ばたき練習中。空きの巣になっても、仕事・趣味・体力作りに励み、楽しく暮らしていきます!
 読書・音楽・ウォーキング・軽登山・水泳のことなど…日々の記録です。

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