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2013. 07. 05  
時間にして3分とか5分のすき間を見つけて、
Will Schuwalbe 
The End of Your Life Book Club
を読んでいます。

初めの部分に次のような文がありました。
(ある本を読み始めて)
I became absorbed and obsessed and entered the “Can’t you see I’m reading?” mode.

ははあ、そういうふうにその“モード”を表現するのね…覚えておこう。

本を読み始めて忘我状態に陥る…至福のときですね!

私にもいくつか覚えがあります。

小学生の頃、題名も著者も忘れたけれど、「元寇」に関する少年少女向け歴史小説を読んだときのことです。
鎌倉幕府の執権以下武士たちの苦闘を描いた(…だったような?)話でした。
ある昼下がり、縁側に寝そべったり胡座で坐ったりしながら読みました。
おもしろくておもしろくて、読み始めたら止められなくなり、読み終わってふと顔を上げると外はもう日が暮れていた。
ふう~っとためいきをついて、数秒前まで読んでいた本に目を落とすと、もう暗くて字が読めませんでした。
(そんなことしてたから、バチがあたって今はド近眼+老眼に悩まされている!)

子育て中に岩波から「世界児童文学集」が刊行され始め、毎月購入していたのですが、そのいずれかの巻の月報に、だれかが(ううん…思い出せない。女性の児童文学作家または翻訳家だった)、私の上記の体験と同じ体験を書いていた。
「ああ、暗くなるのに気づかないくらい本に没頭することってあるよね」
と深く共感したことでした。

ファージョンの『ムギと王さま』の冒頭の「本の小部屋」の話、小学生以来、なんど「うらやましい」と思いながら読み返したことでしょう!

床にうずくまるとか、本棚によりかかるとかして、からだはきゅうくつながら心は夢中で読みふけるとき、わたくしの鼻にはほこりがつまり、目はいたくなりました。

たしか、寺田寅彦の随筆のなかにも、
夏の夕方、外で本を読んでいるときに、むき出しの脚を蚊に刺されたが、
蚊をたたいたり脚を搔いたりするのももどかしく読みふけっていたら、脚が腫れあがるほどに刺されまくった。
しかし、以来、蚊に対する免疫?ができたのか、刺されても痒くならない体質になった…
というような内容の話があったと記憶しています。

おお、時を忘れて読みふける恍惚!

残念ながら、今はなかなかそんな時間がとれません(-_-)
思う存分本が読める…時間的にも、体力・気力的にも…、人生でそうあることではありませんね。

*元寇の少年向け歴史小説が何だったのか、急に気になり出しました。
なぜか出版社だけは覚えている=学研。
お心当たりのある方がいらっしゃれば、教えてください。
赤木かん子先生に探偵依頼しようかしら…。
それにしても「本の探偵」ってステキな稼業ですよね。
私も修業を積んで探偵業始めたい…というか一生修業の身でもいいから昔の児童文学や絵本、読みまくりたい!

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No title
不思議ですね、実は私も「本没頭する」ということについて色々思い巡らしていたところなんですよ(笑)。そんなことを含めた「読むこと」について書こうと思いつつ、なかなか時間が取れなくて…子どものときの「時が経つのを忘れて読む」という経験は宝ですよね。

リンクの件、こちらも貼らせてくださいね。本が仲介した義理のお父さまとの和解のお話、ありがとうございます。何となく須賀敦子さんとお父さまのお話を思い出しました。
同じ匂いの…
michibooksさん、須賀敦子もお好きなのですね…
アンデルセンの『即興詩人』!
私は、「コルシア書店の仲間たち」以来、生前はもちろん、没後に出版された文庫版の全集も全部読みました!

雑誌『考える人』の特集も。

私は日本史の教師をしていますが、そちら関係で考古学の森浩一もよく読みます。
森と須賀がいとこどうしというのも、何だか面白い!

子どもと本の関係でもしまだお読みでなければ、石井桃子の全集をお薦めします。
1~3巻は彼女の創作作品集ですが4~7は自伝や児童文学の普及にまつわる面白い話がたくさんあります。
(イギリスの旅の話はきっとmichibooksさんには興味深いのでは?)
自伝の『幼なものがたり』がいいですよ~!

ファージョンを訳したのも石井桃子ですからね。

いとこといえば、ファージョンと挿し絵画家のアーディゾーニもいとこか親類かじゃなかったかしら…?

私はファージョン&アーディゾーニの本が大好きです!

*私と義父の間では、私があまり読んでいない良寛の歌のこと、ゲーテ(私は「イタリア紀行」しか読んでません)やマンなどドイツ文学のこと、『海潮音』のことなどでした。
義父は理系でしたが旧制中学高校での文学教育のレベルの高さにびっくりしました。
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 長女ぽんは飛び立ち、長男ばぶは羽ばたき練習中。空きの巣になっても、仕事・趣味・体力作りに励み、楽しく暮らしていきます!
 読書・音楽・ウォーキング・軽登山・水泳のことなど…日々の記録です。

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