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2013. 02. 28  
2月も終わりですね。
今月は突発性難聴になってお薬をのみ、静養していたので、月間歩数は19万歩弱。
山にも行かなかったし、プールは1回だけ。
アイゼン装着の練習までしていたのに冬山に登ることなく春を迎えるようです。

じつは、昨秋、山で尻もちをついて以来、右半身の調子がよくありませんでした。
「痛い」「歩けない」ということはないけれど、右股関節を動かすと音がし、下りで膝と腰に違和感があったので、
2月に入ってから週2回のペースでカイロプラクティックの治療を受けていました。

昔からお世話になっている信頼している方から紹介してもらったカイロプラクティシャンです。

カイロは初体験ですが、不思議な施術ですね。
「ごきっ」とか「ぐいっ」とか力任せの施術は一切無く、
ふわっとつかまれ、「息を吸って止めて」「逆向きに力を入れて」「咳をして」などの指示を受けながら、
やさしくポイントを押される。
(一回だけ、頸椎をぼきぼきっとされたことがありました)

その時は、痛くもなんともないけれど、ちょうど家に着く頃に、なんともいえない全身倦怠感が出てきます。
長距離ランニングや登山をした後のような。

そのあと、歯のかみ合わせがすごく良くなったり、問題のなかった左半身に右半身と同じような鈍痛が出てきたりと、明らかに異変が生じてきます。

一挙に改善するという訳ではないけれど、永年の脊椎のずれや歪みが少しずつ矯正されていくという実感があります。

カイロの先生は、とても無口で、施術のための指示以外は、診断的なことや今後の予測など一切言われません。
突発性難聴になったときに質問しても、「それは原因不明ですから、時間がかかるかもしれません」とだけ。
カイロで即改善します、というようなことは言われませんでした。
しかし、その日は頭部をじーっと持ち上げてゆるゆると動かされ、その2時間後くらいに、つらかった高音の反響がすっとなくなりました。
因果関係はわかりませんが、不思議な感じがしたのは確かです。

右の腰や膝の調子がずいぶん良くなったので、身体慣らしで近日中に低い山に登ろうかしらと思っています。

*村上春樹の小説には、トレイナー(青豆)や背骨のずれを治す人(ナカタさん)などがよく出てきますね。

村上はシリアス・ランナーなので、「身体の声を聴く」ということに重きを置いているようですが、脊椎が歪んだりひずんだりしていないということは、アスリートだけでなく普通の人間の健康にも大きく影響するものなんだなぁ…とカイロに通って感じています。

タイトルのココロは…、
①口コミで人気の先生らしく、時間帯によってはとっても待ち時間が長い
②カイロは即効性はないが、あせらず待っていると、じんわり効いてくる
です!
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2013. 02. 28  
アン・バンクロフト、アンソニー・ホプキンス主演の映画「チャリング・クロス街84番地」を観ました。

春の気配が漂う午後、娘と二人で観たのですが、私はこの手の「ときが過ぎる」ことだけがテーマの話・映画にとっても弱い…。
案の定、終わりは涙ぼろぼろでした。

ヘレーヌ・ハンフの原作(…というか手紙共著者のひとりというか)に忠実な映画なので、
私は原作→映画の順だったけど、この順番は正解だったと思います。

先に映画を観たら原作はただの「復習」みたいに感じるのでは?

50年代から60年代にかけてのファッションがすてきです。
バンクロフトの「本の虫」「文筆で生きるシングル女性」の地味な服装がとってもすてきでした。
薄いグレーのカーディガンとタイトスカートに白のブラウスのバンクロフトの美しいこと!
ずっと着続けている(10年以上?)ことになっている大柄チェックのワークシャツ姿もかっこいい。

バンクロフトとホプキンスも渋いのですが、私はジュディ・デンチの演技にぐっときました。
映画Pride and Prejudice ( キーラ・ナイトリィ主演の)で、底意地の悪いおばさま役でしたが、あの無愛想な感じって若い頃からああだったんですねぇ!

*映画、キーラ・ナイトリィの「プライドと偏見」では、ジュディ・デンチと俗物の母役の二人のおばさま女優“だけ”が光っていたと思います…。
ピアノの音楽はすてき。ピースの楽譜があって初心者でもすぐに弾けます。

おお、本屋、本屋、本屋。
本屋のことを考えたらワクワクしますが、私も在りし日のチャリング・クロス街84番地の古書店に行ってみたかった!
「ノッティングヒルの恋人」の書店もすてきでした。
ああ、ロンドンの本屋、行ってみたい~っ!
ヒュー・グラントみたいな書店員がいたら名所観光なんかせずに、一日中、本屋に居ますよ、私は。
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2013. 02. 27  
『海辺のカフカ』村上春樹 
新潮社

【動機】
近々、村上春樹の長編が発表されるとのこと。
ファンを自称しておきながら、『海辺の~』は読んでいなかった。
新幹線長距離移動で読み切るのにちょうどよい分量と思い、バッグに上下2冊の文庫本を放り込んだ。

【いもづるout】ギリシャ悲劇 『イリアス』とか『オデッセイア』とか?

【感想】
もう10年も前に書かれた小説ですね。
いままで読まずに10年間、私はどうしてたんだろう?
物語にぐいぐい引き込まれた。
残りのページが少なくなるのが惜しくなるタイプの小説。
物語としておもしろいだけで十分だが、蛇足的解釈をするならば、「不完全である自己の“影”を求める」とか「「プラトンのエロス論の敷衍」などということになるのかしら?

村上作品のいつものように、物語の進展の過程で“おきざりのまま解決されていないこと”がいくつも出てくる。
「あれは、どういう意味だったのか?」「○○のその後はどうなるの?」など。
しかし、それは読者の中でそれぞれに育っていく「お話」なのだろう。
…と納得したが、それは『1Q84』などを先に読んでいたからかもしれない。

私は、村上作品(特に短編)を読むと、
「熱いシャワーを浴びて、髭を剃って(?)、シャツにアイロンをかけて、ジントニックかビールを飲んで、レタスサンドイッチを作りたくなる」
のが常なのですが、
この小説では、「ああ、お酒飲みたい!」と思った箇所はなし。へ~んなの。

そのかわり、カフカくんやナカタさん、その他の人々が、身支度をしたり掃除をしたり食べるものの算段をしたりする場面には惹かれた。
日常生活をきちんと丁寧に生きている感じ…いつも村上作品で感じる…がこの小説にも描かれているのがよい。

他の小説に比べて、「(個人的には憎しみもない)敵を殺すか自分が殺されるか」という戦争の理不尽さが、小出しにではあるが、随所にでてくる。

それから、思春期の男の子の旺盛な性欲…、たいへんですね。
「ぼうやたち、心中お察し申し上げます…」と、おばさんは言う他ない(-_-)

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2013. 02. 27  
日曜日から2泊3日、娘の受験に同伴して旅に出ていました。
成人した(二浪です)娘の受験についていくというのも如何なものか…、とは思いましたが、日常から離れ、旅ができるチャンスと思い決行。

この時期のJRやホテルなどは、それとわかる受験生親子連れがたくさんいました。
この数日間にどれだけの受験生(とその親)が移動するのだろう?
受験生と両親という3人連れも見かけました。

関西の大都会に出て、乗り継ぎなどよくわからず、私らは「田舎っぺ母娘道中」。
私は、入試の間、これから娘が住むであろう街の雰囲気を知るために、簡易マップ片手にてくてく歩き回り、2万歩達成!

不動産屋や大学生協にも行って、アパート物件のリサーチなどもして、けっこう多忙でした。

試験翌日は、「長い受験生活お疲れ様会」ということで、夫が奈良のあの有名なクラシックホテル宿泊をプレゼントしてくれました。
母娘で、ゆっくり、ゴージャスでレトロなホテルライフを楽しみました。

娘は、奈良は今回で4回目なので、東大寺周辺散策と国立博物館観覧だけにして、
また大学近くにもどって、こんどは二人でアパート物件を見ました。

アパートの仮押さえをして、帰りの新幹線に!と急いで、帰宅ラッシュの大雑踏を歩いていたら、知り合いのT先生に遭遇!!!
ああっ!そういえば、T先生は私の出身大学から数年前にこの大学に移っておられた!
お互いに「なんでこんなところで?」とびっくり。

T教授は、娘が受験した学部とは違いますが、何かの時に心強い!
T教授のお嬢さんは、うちの隣町にお住まいで子育て中。
T先生と、「互いの子どもの緊急時はよろしく」と言い合って別れました。
ものすごい偶然の出会でした。
こういうことってあるものなんですねぇ…。

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2013. 02. 23  
愛読しているブログ、こぶりさまの「過ぎ去りしdays」で知った本、私も読みました。
すてきな本でした。こぶりさま、ありがとう!

84, Charing Cross Road
Helene Hanff

【動機】
「過ぎ去りしdays」の記事。
これは、読まずにはおれない…と思い、注文。
センエツですが、こぶりさまと私は読書傾向(こんな本が好き…)が似ているような気がする。
…そして、それは間違っていなかった!!

【いもづるin】栃折久美子「モロッコ革の本」

【いもづるout】ジェイン・オースティンの未読小説2つ

【感想など】
本好きのHeleneと古書店員のFrankとその家族、古書店スタッフとの間でやりとりされた手紙。
なんてことはない、顧客と書店員の手紙往復なのだが(それも一つ一つは短く、頻度も少ない)、
1949年に始まり、1969年までの20年間を続けて読むと、
じんわりとした感動が湧いてくる。

*Yorkshire Puddingのレシピ、おいしそう。

*dried eggsってどんなのだろう?

*Churchill の選挙、The Beatlesのこと…時代は、私にとって「歴史上の」と「同時代の」にまたがっている!

*Heleneのユーモアのセンス! ピーナツのこと、歯の「王冠」のことなど、Frankの妻が、最後の手紙でちょっぴり嫉妬していたのも頷ける。

*Heleneの本に対する二通りの姿勢。
 ①古書・美装本・初版本に対する熱烈な愛好
 ②I houseclean my books every spring and throw out those I’m never going to read again like I throw out clothes I’m never
going to wear again.

たまっていく本の処遇は悩みの種ですね…。私は最近、できるだけ早めに売ることにしています。
また、栃折久美子の本を読んで、欧米には「工芸の粋としての本」というものがあること①を知りましたが、私にはその方面の趣味はない、
…というか、そんなことに足を突っ込んだら身上をつぶしそうで怖い。

アンソニー・ホプキンス、アン・バンクロフト主演の映画のDVDも入手しました。
今日はこれから来客、明日から2泊3日で旅行と、
映画を観る時間がとれないのですが、
旅から帰って、ゆっくり楽しむことにします!
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2013. 02. 23  
スポーツ・クラブの会員になっていますが、
今月は、1回プールに行っただけです。
予定を考えると、2月中にあと1回行ければいいほうです。
ということは、1回あたりウン千円!

やれやれ、全然“もと”が取れていない。

月によってスポーツ・クラブに行ける回数が違いますが、
おおざっぱに言って、コストパフォーマンス的に、
負けている月の方が多い!

こんな調子じゃ、退会したほうがいいかも…とも思うのですが、
来月こそは!と思い直して、ずるずる、会費をどぶに捨てている。
いかん、いかん。

ということで、体調が悪くてスポーツ・クラブに行けなかった間に、
「利用しまくって“もと”取るぞ~」と自分を励ますため、
次の2冊を読みました。

『カラダが若返る! 体脂肪燃焼術』
中野ジェームズ修一

『ジムに通う人が知っておきたい最新トレーニング科学』
石井直方・中野ジェームズ修一・石川三知

ともに洋泉社新書

私は、スポーツ・クラブでは、筋力トレーニングやグループレッスンはしておらず、主にプールだけ利用しているので、筋トレ方法の細かい説明や写真はすっ飛ばして読みました。

それでも、トレーニングと身体の関係が運動生理学的にきちんと説明されているので、とっても勉強になりました。
アスリート向けではなく、私のような運動音痴おばちゃんにもエンカレッジングな「やる気を維持するコツ」のようなことが2冊ともに書いてあり、勇気が出てきます。

ランニングや水泳、登山などぼちぼちやっていますが、
私にとって、その方面で“エンカレッジングな”書き手は、
南木佳士(「からだのままに」「山行記」など)と、
丘沢静也(「マンネリズムのすすめ」「下り坂では後ろ向きに」など)の二人。

二人とも、ゆーっくりとしたペースで、でも継続的に運動しているところが、「私もお仲間に…」とモチベーションを上げてくれます。

私は村上春樹ファンですが、
フルマラソンやトライアスロンに挑戦し続けているムラカミさんには、ちょっとついていけません…レベル高すぎっ!

ということで、運動音痴おばさんは、
この2週間、「アームチェア・アスリート」というみょうちくりんなご身分で、「プール行きたい! 山、登りたい! 走りたい!」とうずうずしておりましたとさ。

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2013. 02. 22  
今朝、最後のステロイド剤のんで、お薬終了です!
15日間、い~ってきもお酒飲みませんでしたよ!

今朝は、またまた息子と一戦交えました。
“まだまだお子ちゃま”部分と“それなりの自我確立”部分が混じっていて、
扱いにくいことこの上なしです。
「き、き、きー」とテンションが上がりました。

朝、「面倒だけど済ませなければ」とずっと頭に引っかかっていた仕事を終えました。
とりかかってしまえば、なんのことはない、すぐできた。
わかっているんですけど…イヤなことを後回しにする怠け者の性格。

ああっ!

今朝、私が息子にかちんときたのは、
私と同じ、イヤなことを避ける「オストリッチ症候群的怠けグセ」についてでした。
息子が帰ってきたら、少し落ち着いて話してみよう。
息子の成長を期待して「今やらないと後で後悔する」と老婆心を持つのですが、
「じっくり待つ」ということが私には欠けているのかも。

『下に見る人』酒井順子
角川書店

【動機】
ユーズド書店できれいで安かった。酒井順子、最近読んでないなぁ…と。

【いもづるin】
酒井順子「負け犬の遠吠え」

【感想など】
酒井順子、角田光代あたりは私よりちょっと下の世代で、バブリーな時代に高校生、大学生だった人々。
ちびまるこちゃんの世代ですね。

酒井順子は「負け犬の遠吠え」が話題作だけど、タイトルだけで誤解されていることが多いのでは?
じつは私も、「負け犬」は扇動的なタイトルから、
「たぶん、こういうことが書いてあるのだろう」と勝手に推測していた。
ベストセラーになっていた間には読まず、文庫になって読んでみたら、
書いてある内容はほぼ推測通りだったけど、
酒井の観察眼の鋭さと、彼女の中にある他者への優しい眼差しには感心。
頭が切れる人ですね。

この「下に見る人」でも、自分のうちにある隠微な「いじめ体質」を丁寧に読み解いている。

自尊感情・自己効力感の高い人は、
自分と他人を上下関係のなかに布置したり、人をいじめたり、嫉妬したりはしません…
が、我も汝も弱きもの、ついつい人を下に見たがる…。

という当たり前のことを、彼女のこれまでの経験からおもしろく書いている。
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2013. 02. 21  
数ヶ月前、調べたいことがあって、
酒井邦嘉『脳を創る読書 なぜ紙の本が人にとって必要なのか』
という本を読んでいたところ、
David Suchet 朗読の「オリエント急行殺人事件」のことが言及されていました。

スーシェはご存じの通り、テレビの「名探偵ポアロ」シリーズのポアロ役の俳優です。

酒井の紹介文(?)を読んで、どうしても朗読を聴きたくなりました。

すごい!

「オリエント急行殺人事件」は、オリエント急行に乗り合わせた、
国籍・性別・年齢・階層の異なる様々な登場人物の会話により成立している推理小説ですが、
スーシェは、各登場人物のしゃべる英語を“訛り”で的確に使い分け、
誰のせりふかが、はっきりわかるように読んでいます。

フランス訛り、イタリア訛り、ロシア訛り、アラブ訛り、アメリカ人ビジネスマン風、アメリカ人おしゃべりおばさま風、イギリス軍人風などなど…。

通常のリスニング教材という意味では破格ですが、
一聴の価値ありです!
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2013. 02. 21  
『あなたがピアノを続けるべき11の理由』
飯田有抄 構成 ヤマハミュージックメディア

【動機】楽譜売り場で見つけた。

【いもづるout】秦万里子「半径5メートル物語 主婦達への応援歌」



【内容】
(小さいときにお稽古していても…)、
「多くの人が途中で「やめていく」ピアノを、
ずっと「やめずに」続けてきた十一人の人たちにお話を伺いました。
この十一人はピアニスト、ピアノ指導者といった、プロのピアノ関係者に限っていません。
科学者や落語家、プロを凌いでコンクール優勝を果たしたアマチュア演奏家、哲学者、作曲家などにも、
それぞれのお立場から「ピアノを続けて来た理由」について語っていただきました。」


【自分への励まし 引用と一言コメント】
ジェーン・バスティン
「この時期は忙しいけれど、そこを過ぎれば練習する時間がとれそうだ、と時間の使い方を整理したり、計画を練ったりする方がよほど大切です。忙しい時期には、その時なりにこなせるだけの課題やゴールを設定すればいいのです。 …長く一つのことを続けていくには、そういう工夫が必要なのです。」

←仕事や家事との両立!

黒河好子

「ピアノの演奏に自信を感じられないということは、逆を言えば、いいものを聴き取る耳を持っているということ。」
←そうか! 私はいい耳もってますよ!

柳家花緑
「プロの道であれ、習い事であれ、それを通じて自分が自己開発できるかどうかは自分次第です。
自己開発とは、『あれをやってはいけない、これは辛い』などと自分の枠にがんじがらめにされて苦しむ自分を、自分から解放することです。」
←確かに“やらされる”ことは上達しない。

小原孝
「『上手』であろうとするよりも、たった一人でも聴かせてあげたい誰かのために練習したり、憧れている曲に挑戦しようとする気持ちの方が大切です。」
←パフォーマンスって大切。発表会の意義!

金子一朗
「ピアノが一番上達する時期は10代の頃だと思われていますが、私が一番上達したと感じた時期は40歳を過ぎてからです。」
←ふむふむ、私もまだ間に合うかもよ!

土屋賢二
「(趣味だからいつでもやめることができるのにやめられない)それは、ピアノを弾いているとき、まれに自分が『神様』になる瞬間があるからです。僕の場合は、1年にほんの2,3分です。(中略)しかし、神様になるためには、いったん奴隷にならなくてはなりません。奴隷生活は厳しいですが、それに耐えて一度基礎を身につけてしまえば…。」
←やっぱり、基礎練習は大切。がんばろう!

ルイ・レーリンク
「美味しくできた料理は、自分一人で食べるより、やはり誰かに食べてもらって、『美味しかったよ』と言われると嬉しいし『じゃあまた作ってあげる!』という気持ちになりますね。ピアノもそれと一緒です。気持ちを込めた演奏は誰かに聴いてもらうことが、とても大切です。」
←“オーディエンス”・“仲間”、それに録音をアップすることなども大切、ね? LLganzo姉さま!

黒田亜樹
「ヨーロッパの人々はピアノや音楽を学ぶことをどのように捉えているかというと、人間としての知識や教養を高めるものとして考えているのです。読書と同じような感覚です。… 『将来学者にならないのなら、本を読むのは無駄だからやめなさい』と言う人はいません。」
←確かに。ショパンコンクールはあきらめたけど(年齢制限!)ピアノは弾き続けよう!なんちゃって(^_-)

秦万里子
「ピアノを続ける『べき』人なんて、どこにもいないのではないでしょうか。何事も、挫折していけないことなどないと思います。やめてみて、『しまった!』『やっぱりやめなければよかった』と思ったら、その時に再開すればいいのです。」
←はーい! 秦さんて、テレビに出てるファンキィーなおばちゃんですね?ステキ!

古屋晋一
神経科学的に、ピアノ演奏は、ただ音楽を聴いているだけよりも、ずっといいことがあるそうな。
(スミマセン非科学的まとめ方で…。詳細は本文を!)

林達也
「せっかく小さな頃からピアノを続けてきても、小学校高学年や中学生になると、他の習い事や塾が忙しい、なかなか上達できないといった理由で、ピアノをやめてしまうケースが目立ちます。しかしピアノはもともと効率よく訓練を積み重ねたからといって、簡単に人の心に訴えられる演奏ができるとは限らないのです。」
←効率良くも、積み重ねもしてない私、でも…!

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2013. 02. 20  
Absent in the Spring
Mary Westmacott (Agatha Christie)

【動機】
David Suchet の朗読による Murder on the Orient Express のオーディオブックを聴き、
Christieの他の作品を読みたくなった。

【感想】
アガサ・クリスティーが別の筆名で書いた小説。
20代の頃、中村妙子訳「春にして君を離れ」を読んだことがあるが、中年女性の心理を描いたもの…というおぼろげな記憶しか残っていなかった。
結婚して子どもを育て、その子どもたちの巣立ちも近い今、原作を読み返して、じんわりと、“怖ろしさ”を含んだ感動を覚えた。

今風に言うならば、いわゆる“勝ち組”の良妻賢母Joanの底なしの
emptinessが、Joan自身の回想により明らかにされていく。

若い頃は、身近な誰かを思い浮かべながら「ああ、こういう人いるよね。」と人ごとのようにJoanの人物像を読んだような…。

でも、今回は、「これは私のことかもしれない…、でも私は彼女ほどひどくはない」、と自省しながら、言い訳しながら読みました。
今このタイミングで再読してよかった。

読み終わった頃、学校から帰った息子が学年末考査の点数を私に報告。
「だから言ったでしょう! 勉強方法がわかっていないって。
演習問題を数あたらないからよ、そんな情けない点数しか取れないのはっ。
あんたに足りないのは、勤勉さと親の言うことを聞く素直さだよっ!」
と怒鳴りたいのをぐっと我慢。

高校生にもなれば、自分で「やばい」と反省して、勉強法を見直すしかないですよね…。
勉強ができようができまいが、あんたの人生、親がしてやれることはもう残ってないよ。

「あなたのためを思って言っているのよ」
「私は自分のことよりも家族のことを優先して、家族の犠牲になって…」
みたいなことは、絶対に口にすまい…と強く心に決めました。

話の終わり方は、すっきりしたものではないが、Rodney とLeslieにとっては美しい終わり方だったかも…。

【引用など】
*Girls do marry sometimes --- just to get away from home.
*Rodney が娘のAveril の恋愛について諭す場面。父親として立派!
*リヴィングストンとスタンレーの出会いの有名なせりふ
 Dr. Livingstone, I presume?
が、こういうふうに小説中に出てくるんですねぇ!おもしろ!

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2013. 02. 20  
久しぶりに街に出ました。

行ってきましたよ!楽譜店。

4月から、先生についてレッスンを再開しようと計画中です。
ハノンとバッハをみていただこうと思っています。
(欲をいえば、ベートーベンにも進みたいので、ツェルニーも?)

インヴェンションは一通りやったけど、
もう一度きちんと復習したい。

そこで、テキストを新しく…と、吟味して買ってきました。

全音の高木幸三校訂・解説版にしました。

高木版にした理由は、
①巻頭の解説が、暖かい感じ。
「下手でもいいの。バッハを愛する人、寄っといで~。」
と語りかけられているような…。

②装飾音の奏法が、「そこに」記譜されている。
近頃は、短期記憶がとみに減退しており、
ページを繰って解説を見て、ふむふむと2~3回弾いて、さて本ページにもどったら
「あれ?どう弾くんだっけ?」を繰り返していました。
その点、このテキストは、ページを繰ったり、下欄に目を落としたりしなくてよい。

③運指番号がしつこいほど書いてある。
自分で考えたり、先生と相談して運指を決めるより、
「ええい、これでいくのだぁー!」と決めてくれたほうが、楽ちんです。
(はい、主体性のない指示待ち人間です…。)

の3点です。

他に心惹かれるテキストが2つありました。

ひとつは、子ども用か?
ハノンの上下分冊にして音符が大きいもの。
ヴィジュアルには、算数ドリルをひとつひとつクリアしていくような快感がもてそう…。
老眼にやさしい…。

もうひとつは、全音の例の装丁の曲集のミニ版。
譜面台に置くというより「読み物」的な?
かわいい!
通勤中にイヤフォンで聞きながら楽譜を見ると楽しいかも…。

これら二つ、買おうかどうしようかと、迷ったけれど、
我慢しました。

その代わり、おもしろそうな読み物の本を1冊購入。
タイトルは『あなたがピアノを続けるべき11の理由』

読んだら、読了メモでレヴューしますね!

さあて、練習開始、ぶたの○○!

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2013. 02. 19  
快方に向かっていた耳の調子が、夕方から少し悪くなりました。

突発性難聴は、悪くなるときは、「あっ、ヘン!さっきまでと違う。」というふうに始まったけど、
治るのは、薄皮をはがすように良くなっていくという感じです。

アラフィフ女のご多分にもれず、
ここ数年、いろいろな体調不良に見舞われました。

倦怠感。
寝込むほどのだるさではないが、一仕事してソファに腰を下ろしたが最後、次の仕事や用事のために立ち上がるのがとてもつらい。

耳鳴り…というか頭鳴。
ふだんは気にならないが、いつもいつも頭の中でセミが鳴いている感じ。

寝汗。
発汗で目が覚める。枕がぐっしょり。
枕カバーの上にバスタオルを置いて対処するほど。

いちばんつらかったのは、ホットフラッシュ。
気温や気分にかかわらず、予測不能で突然、頭と首筋から汗が吹き出す。
直前に、ぶわぁんという胸騒ぎの波が一瞬起きる。
それが形容できない強い不快感。

あとはうっすらとした不安感や鬱っぽい気分など。

3年ほど前、これではいけないと思い、
日々ウォーキングをしたり、スポーツクラブ入会して積極的に体を動かすことにしました。

体を動かすことは、少なくとも、メンタルには良い効果があるように思います。

ところが、昨年秋のひどい帯状疱疹、今回の突発性難聴と、
けっこう面倒な病気に続けて見舞われました。
やれやれ(-_-)

…とやや落ち込んでいたのですが、よーっく考えると、
あれほど悩まされていたホットフラッシュや寝汗はこのところ、全くありません。
耳鳴りはあるけど、以前のようにひどくはない。

現金なもので、悪くなるときはすぐに気づくけど、
良くなるときは、あまり気づかない。

まったくの素人考えだけど…。
帯状疱疹や突発性難聴などは、更年期が好発年齢のようですが、
これは、ちょうどサナギが羽化するような変態の過程なのではないか?!
この嵐のような変態のプロセスを経たら、美しい蝶になるのでは!

ということで、ここにヘンタイおばさんは、
「Menopause=Metamorphosis説」(「閉経期は変態期である説」)
を提案します!

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2013. 02. 18  
読了メモポリシー
①読んだその日、または翌日に書く。書くのが面倒と思うような本については書かない。
②きちんと読了した本に限る。つまみ食い読みは不可。
③【いもづるin】とは、当該の本との関連を見いだした既読の本
④【いもづるout】とは、当該の本を読んで、読みたくなった未読の本


『人の運は「少食」にあり』町田宗鳳
講談社+α新書

【動機】
ときどき自分でする“プチ断食”の意味づけをしたくて。

【いもづるin】堤美果「貧困大国アメリカ」など
【いもづるout】なし

【感想】
原理主義的でないところがよい。

私は「ありがとう断食セミナー」の指導者でありながら、肉や魚、お酒も大好きです。
……、自分一人の時は、気さくな居酒屋のカウンターで一杯飲むのを楽しみにしています。
ちょっと慎まなければならないと思いつつ、ついつい食べ過ぎたり、飲み過ぎたりする日があります。
さすが凡人です。
…食の原理主義者とは、身体に良いと言われている食べ物や、食べ方に拘るあまり、あれもダメ、これもダメと言い、食事内容のみならず、人生全般において考え方が偏狭になってしまっている人のことです。

このスタンスが良い。

「宿便」についての解釈…わかりやすい。

大切なこと:
「笑うこと」
「感謝すること」
「運動すること」
「呼吸法」
「砂糖はだめ」

*私は、2月に1回くらいの割合で3食抜くというプチ断食をしているが、
ふだん1日2食(朝食抜き)にして、
プチ断食をもう少し頻回してもよいかも…と思った。
…と気持ちを新たにしたが、
久しぶりにおいしいケーキ屋の近くに行く用事があったので、
名物ケーキを買って帰った。
凡人!

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2013. 02. 18  
特別養護老人ホームに入所していた祖母、
ホスピス・病院で末期を迎えた義母と義父の
終末期の経験です。

祖母は、最後まで自分で身の回りのことをして、
ある夜、トイレに立とうとしてぽっくり逝きました。
祖母には、図書館から弱視者用の文字の大きな本を借りてきてあげていたら喜んでもらえました。

義母はどこまで自分の病気のことを把握していたのかわかりませんが、
起き上がれなくなり、自分で雑誌や本を読めなくなった頃に、
私が朗読をすると、じっと聴いてくれていました。
ほとんど瞑目して反応が無いので、
「聴いているのかな?」と思いつつ読んでいると、
時々、「そこ、もう一回」とか「ゆっくり」とか言われ、
気を入れ直して読んだものでした。
『星の林に月の船 声で楽しむ和歌・俳句』大岡信編 岩波少年文庫
『声で読む日本の詩歌166 おーいぽぽんた』福音館書店 

がお気に入りでした。
詩歌は、ヴィジュアルな想像を喚起するので、それがよかったのかもしれません。
大岡信の解説がとっても良いので、和歌や俳句の知識がなくても大丈夫。
むしろ、大岡の解説文をしっかり聴きたがっていたようでした。

義父は急に容態が変化したので、
ぎりぎりまで「朗読にはちょっと…」というような込み入った本を読みましたが、
よく聴いてくれました。
良寛さんと同郷だったので、
良寛の歌集や中野孝次の良寛に関する本を読みましたが、
読んでいる方も聴いている方も、わかりづらかったかもしれない…。
でも、それをきっかけに、
義父の方が私にいろいろと越後の話をしてくれました。
病室から出るときは、
キングから出ている「美しい日本語」のCDシリーズを
「小さい音でリピート設定していってくれ」と頼まれたものです。
白坂道子朗読の「伝えたい美しい日本のことば」、
白坂・角野卓造の「名訳で味わう世界の名詩」

がお気に入りでした。

いま、残念に思うのは、父に対しては何もしなかったこと。
父は認知症がすすみ、最期はたいへんな状況でしたが、
本人がわかっている・わかっていないは別にして、
もっともっと話しかけたり、本を読んだりしておけばよかったと思います。

もし、父との時間を再びもつことができるなら…、
私は以下のような本を読んであげたい。
子どもに読んで聴かせた経験から、「お話の力」を信じるからです。

*じっさいに音読してみて、内容がよくわかる本のリストです。

こぐま社の「子どもに語る」シリーズ、特に松岡享子の文章

福音館の内田莉莎子の「ロシアの昔話」

岩波少年文庫の
工藤幸雄訳のシンガー著「まぬけなワルシャワ旅行」「お話を運んだ馬」

石井桃子訳のファージョン著「ムギと王さま」

中野好夫訳のチャペック著「長い長いお医者さんの話」


*意外なところで、奧本大三郎訳の「ファーブル昆虫記」
これは小学生だった息子が私に朗読してくれた本です。
聴いているだけでよくわかる稀有な本だと思います。
ファーブルも奧本も自然現象描写の文章がうまい!

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2013. 02. 18  
『50歳からの健康歳時記』 石川恭三 
朝日新聞出版

【動機】図書館で見つけた。(私、中高年向け健康本・ぼけ防止本オタクです)

【いもづるin】貝原益軒「養生訓」

【いもづるout】特になし

【感想】
著者は現在78歳、大学病院循環器内科教授を定年退官。
文筆活動と週2回の診療で、悠々自適生活らしい。
医者の書いた健康に関するアドバイスの本としては、
① 素人に対する医学知識の伝授と
② では実際どうすればいいのか?
というバランスが難しいと思うが、そのあたりが絶妙である。
身体や病気のメカニズムや対処法の医学的根拠がきちんと説明されている。
わかりやすい有益な書。

【気をつけようと思ったこと】
魚を食べる・
年を取ると早朝ジョギングはかえって危険・
寒中水泳などもってのほか・
コーヒー、緑茶をよく飲む・
梅干しはピロリ菌抑制によい・
森林浴のすすめ・
月曜日は自殺、心筋梗塞、脳卒中の頻発日・
食中毒に注意すること・
便秘が肝機能障害につながる・
汗をかくこと(汗腺の機能を高めておくこと)・
体重コントロールに気をつかう(肥満=動脈硬化の温床)・
ながら運動で筋力保持・
熱中症に注意(年を取ると乾きに鈍感になる)・
低脂肪低カロリーは大切だが70歳からは逆に低栄養に注意・
糖尿病は万病の元、癌のリスク要因でもある←適正な食事と運動・
運動不足は癌リスク要因・
気候の変わり目に注意・
冷えを防ぐ

【引用】
私は今、「閑中忙あり」の生活をすることをこころがけている
…新しいこと、面白いことに挑戦する!

*予後について。
医者の語る予後の精度は天気予報よりもはるかに低いものと私は思っている。
予後調査の対象になった人たちは、年齢も、性も、体の内部状況も、病気の重症度も違う、いわゆるヘテロジーニアスな集団なので、それらを一緒くたにして統計処理をして得られた数値が、個々の人の予後の推測にはたして役立つのかどうか、正直なところ疑問である。


私は中高年の人たちの健康維持とボケ防止に、“一読、十笑、百吸、千字、万歩”を推奨している。
 1日に1回まとまったものを読み、10回笑い、100回深呼吸(何回かに分けて)、1000字程度書き、10000歩歩く。(→手書きで千字=原稿用紙2枚半…できるかな?)

森の木々は大きく育つとき、身を守るために葉の周辺から空気中のバクテリアなどの微生物を殺菌する芳香性物質を発散する。
これを総称してフィトンチッドと言うが、これは、フィトン=植物、チッド=殺す、という意味のロシア語である。
 

私はこれまでに、面白くもない単調なことだが体にいいことを続けてきた人が最後には笑い、話としては面白いが体によくないことを続けてきた人が最後には泣いたというケースを、それこそ数え切れないほど見てきた。
当たり前のことだが、何事も長い目で見ると、いいことはいいことに、悪いことは悪いことにつながっていることだけは確かなようである。


更年期は英語ではclimactericというのだが、これは「厄年」のことで、もともとがギリシャ語の「梯子の横木」「人生階段の一ステップまたは踊り場」という意味である。
この時期は生理学的な変調が起き、体調の変化に苦しむ年代(厄年)なのである。


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2013. 02. 17  
娘は、入試まであと1週間。
このところ予備校にも行かず、宅浪状態です。
霧雨だったけど、気分転換に母娘でウォーキングに出かけました。

帰宅して歩数計を見たら1万4千歩。まずまずです。

歩きながら、「よーく二人で歩いたよね」と思い出話。

ショッピング・モールまで歩いて、本屋をうろうろ。
新書を3冊買って、喫茶店であんみつ。
春ものnew arrivalファッションをひやかして、
冬もの見切り品のタートルセーター(母)を購入。

娘は気になる春ものジャケットがあったようだけど、
ほんとの“桜咲く春”が来るまで我慢、我慢。

こんな何気ないお散歩も娘が進学すればできなくなります。

あんみつ食べながら、娘が、
「私、すっごいホームシックにかかるかも…」と、ぼそり。

そうね…。
母は生涯いちども“ひとり暮らし”をしたことがありません。
母が経験したことのないことを娘は経験するんだね。

いろいろつらいことやトラブルに直面するだろうけど、
あなたは巣立つに十分な力を持つまで成長したと思うよ。
浪人は「青春の蹉跌」だったかもしれないけど、
自分の適性や、ほんとうにやりたいことをじっくり考える時間がもてたことはかえって良かったと思う。

暮れはじめた道をまたてくてく歩いて帰ってきました。

まずは合格してもらわないと、話は始まらないのだけど、
こんな女子会ウォークも、あと何度できるか…。

ちと、さびしい。

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2013. 02. 17  
40年前の話です。

初めての洋書…といってもペーパーバックですが…、
「あしながおじさん」Daddy-Long-Legs を原書で読みたいけれど、
田舎の女子中学生にはその入手方法がわかりません。

どうやって得た情報だったのか忘れてしまったけど、
「洋書を買うには、丸善の2階に行かなければならないらしい」。

そこで、田舎娘は、片道1時間弱のバスに乗って丸善に行きました。

「洋書って高いんだろうな。もらったお年玉全部お財布に入れてきたけど足りるかな?」

当時、丸善福岡店の昔風のビルディングは呉服町というところにありました。
ガラスのショーウィンドウには、外国の雑誌、丸善のコートや文房具も飾られていました。
田舎の貧乏娘にとっては、計り知れない「知」と「富」の象徴のようなウィンドウでした。

初めて店内に足を踏み入れたとき、なぜか、すごく自分が惨めな感じがしたのを覚えています。
まずは、ゆっくり和書の1階を見渡し、奥の階段を上って2階へ…。

ほとんど客がいません。
洋品売り場で品定めしている老婦人と、外国人のおじいさんの二人だったように記憶しています。

うわぁ、どうしよう!
背文字も読めず、何がどういう配列になっているのかもわからない!

平均的中学生のボキャブラリーですもん、今考えれば、当たり前ですよね。

おろおろしていると、制服を着た女性店員が優しく声をかけてくれました。
おずおずと、手にしていたメモを渡すと、
店員さんは「ではちょっと見てみましょう」と、
ペーパーバックスのくるくるスタンドを探してくれました。

「あいにく在庫がありませんので、注文いたしましょう」とのこと。
本を注文して買うということ自体、和書でも経験のなかったことなので、
本を買いに来た客と接遇する店員、という立場をつい忘れて、
「いえいえ、そこまでしていただかなくても…」と言いそうになりました。

結局、注文の手続きをしておよその価格を教えてもらいました。
お小遣いで買える!

なんだか急にほっとして、余裕を持って店内を見回してみると、
ペーパーバックスのくるくるスタンド(4つか5つあったような…)には、
チャーリー・ブラウンやムーミンの絵の表紙の本がたくさんあるではありませんか!

その後、市内の高校に行くようになって、学校の帰りにちょくちょく丸善の2階に寄るようになりました。

写真は、高校生のときに丸善の2階で買った丸善出版のヴァカーリの文法書。


007.jpg

高校時代は、
文法が中原の「マスター英文法」と「ヴァカーリ」、
読解が山﨑の「新々英文解釈研究」(最近復刊されましたね!懐かしさで買いました)、
単語は「試験に出る英単語」(シケタン)、
…という、今考えると、とんでもないラインナップで勉強していたことになります。
非効率というか…。
それが良かったのか悪かったのかは、よくわかりません。

国語の教科書で梶井基次郎の『檸檬』を読んだとき、
「それがどうした?」という気持ちとともに、
「うん、わかる。そうでもしたくなる丸善の2階のあの雰囲気。」
という感想が相半ばしたことを思い出します。

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2013. 02. 16  
『林住期』 五木寛之  幻冬舎

【動機】
「考える人」メールマガジン529号で紹介されていた。
図書館で借用。

【いもづるin】アルボムッレ・スマナサーラ(テーラワーダ仏教長老)の諸著作

【いもづるout】『釈尊の呼吸法』村木弘昌、『呼吸による癒し』ラリー・ローゼンバーグ

【気になったところ引用】
*古代インドの四住期
 学生期 25歳まで 心身を鍛え学習する
 家住期 50歳まで 仕事をし、家庭を築く
 林住期 75歳まで 五木はこれを「人生の黄金期」とする 
 遊行期 75歳以上

*年をとる、ということは、自然なことだが、それは大変なことなのだ。
老いることにも、死ぬことにも、育つことの倍のエネルギーが必要なのかもしれない。

*林住期は「ジャンプ」のとき

*「更年期というな」
そもそも、いい女というのは五十歳からだと、むかしから思ってきた。
成熟した女の魅力は、二十代、三十代では無理だろう。
…… やはり五十代からが女の黄金期ではあるまいか。

*男性も女性も「家住期」を過ぎて「林住期」を迎えたならば、
一度は家庭を解体してみてはどうかと考えるのである。


【感想】
更年期障害で…おっと、言ってはいけない!…、体調不良に悩み、
家族解体(卒業)が現実のものとして直近に迫っている私に、
自分の現在地を一生のスパンの中で俯瞰する視点を与えてくれた。
常に病や死を覚悟しながらも、生を充実させていこうと、元気がでる。

初期仏教の教えやブッダの生き方をしっかり学びたくなった。
(といっても、もろ仏教の本ではありません。)
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2013. 02. 16  
2月も半分終わりましたが、一日一万歩計画は、
突発性難聴のため、今のところぜんぜん達成できていません。

先週の木曜日に異変を感じて受診し、ステロイドを飲み、
やっと昨日くらいから違和感がなくなりました。

その間、しっかり禁酒して、仕事をセーブし、細かい文字読みやPC作業を控えていました。
ピアノも音がつらいので一切練習せず。

べつに、ばい菌うようよということはないと思うけど、
ステロイド服用中のため、感染症予防でプールにも行かず。
何日か、絶好の山行日和もあったけど、これも我慢。

昨夕、久しぶりに1万歩弱歩きました。
やっぱり歩くと気持ちいいですねぇ!

晩冬の午後の日射しは、なんだか少しもの寂しくて、
芥川賞の「abさんご」の読後感もあり、
歩き始めは、ちょっとデプレッション気味だったのですが、
徐々に元気が出てきました。

普段ならiPodで音楽か英語暗誦文などを聞きながら歩くのですが、
耳の養生のため何も聞かずに黙々と歩きました。

今日は朝から職場にでかけて仕事をし、昼過ぎから窓を全開して家の掃除をしました。

「静養第一!」と家事をさぼっていたけど、これは精神衛生上、よくないですねぇ。
掃除をして、この1週間保留していたボタン付け直しの服をしまい込むと、
気分がすっきり(*^_^*)

あと1週間、ステロイド漸減で服薬がありますが、
ぼつぼつ、身体を動かしていこう。
お酒解禁はもうちょっと先…(-_-)

今年度は、非常勤の仕事を休み、介護や病院通いに付き合うべき年寄もいず、
ぽっかり空いた“自由の年”だったのですが、
ちょうど、その間に帯状疱疹や突発性難聴になったのは不幸中の幸い!
これが外の仕事をしていたら、自分もつらかったし職場にも大迷惑をかけていたに違いない…。

イヤで先延ばしにしていたボタンつけ一つやり遂げるだけで、
ずいぶん、気持ちが前向きになりました。
我ながら、単純な人間だと思う(>_<)
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2013. 02. 15  
『abさんご』 黒田夏子 
雑誌「文芸春秋」掲載

【動機】
耳鼻科に行ったら、突発性難聴はほとんど良くなっていた。
自分への快気祝いに病院帰りにコンビニで雑誌を買い、即読み始めた。

【いもづる】なし

【感想】
読み始めてしばらくは、頭が痛くなりそうになった。
シチュエーションやストーリーを追おう、
話者や登場人物のメモを自分のうちに作ろう…、という、
小説を読むときの通常の“脳内所作”が全く機能しない!
2ページほど読んで、病み上がりのコンディションでもあり、
「続けるか? 放棄するか?」と迷ったが、
ゆっくり音読してみることにした。
音読で2ページほど進んだら、「ギアが入った感じ」になって、
最後まで一気に読めた。
あとは黙読。

小説の話者は、あとで同雑誌中の作者のインタビュー記事を読んで、
女性だったのだろうか、と軌道修正したが、
読んでいる間の私のイメージのなかでは男だった。
性は同定しなくてもよいのかもしれない。

作者は私の母とほぼ同年代。
このバックグラウンドを知っていることは重要。
それを知らずに読み始めると、時代設定やら状況やらがわからずたいへんな目に遭うかも。

好きか嫌いかといえば、「好き」な作品。
まだ読んですぐでわからないけど、
これから私のなかでじわじわと“発酵”がすすむかも知れない…。

昨年、実家の桜の老木の寿命が尽きて、ついに伐りました。
その桜の下、
半ズボン姿で笑っている7~8歳の父(死んで6年、生きていれば84歳)、
綿入れの半纏にくるまれてまぶしそうにしている赤ん坊の自分(生きていてアラフィフ)の、
セピア色写真2枚を思い出しました。
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2013. 02. 15  
英語で40年読み続けきたDaddy-Long-Legs ですが、
昨日来、この本が私に与えてくれたものは…と考えていたら、
いろいろ思い当たりました。

小中学生の頃は、
普通の家庭生活や世間を知らないジュディが、
大学に入ってどん欲に吸収していった“常識”や“教養”が、
私にとっても欧米の文学や歴史の入門として、役に立ちました。
マシュー・アーノルドの詩集、シェイクスピアのソネット、
ポエニ戦争のハンニバルの野営、
マザー・グースに青ひげ、R.L.S.とは宝島の…などなど。

思春期以降は、
「男性を見る目」とか、
(とはいえ、ジミー・マクブライドいい青年だと思うけどねぇ…)、
男性に依存せず自活していこうとする独立心とか、
ジミーに嫉妬(?)してジュディを遠隔操作しようとするジャービー坊ちゃまの可愛さとか、
華美に流されず、自分のお財布の中身とセンスでおしゃれに気を遣うとか。

子育てや仕事、親の介護・看取りなどで余裕がなく、
15年間くらい読まなかった時期がありました。
ハードカバーの本を見つけて買って、久しぶりに読んだのが5年ほど前。

懐かしい…と、ほいほい読んでいて、あるところで、突然、滂沱の涙!

ええっ?そういうことだったのか! 私は未熟だった…。

1年生の3月末から4月初めの3通の部分。
まだ、お読みでない方のために詳細は書きませんが、
私の人間に対する理解が、
以前読んだときはとても浅かったということがわかりました。

“自分は世界の中で独りぼっち”と思うことの深い淵がわからなかった。
昔はただ、「病気で心細くなって駄々こねているだけじゃないの」
…くらいの認識しかなかった。

どこかに自分のことを思ってくれている人がいる…
というのは生きていく上で、大きな大きな力になるのですね。

あとは、その後の私の読書傾向を形作ったこと。

劇的なストーリー展開のないゆるりとした話を退屈と思わずに読み、
好きになったこと。
トーマス・マンの長編や
ロシア文学(あ、これは愛とドラマとサスペンスがあるか)など。

日記や手紙文の作品が好きになったこと。
何食べた、買い物メモ、どういう交通手段でどこに行った、
なんていうのをつらつら読むの大好き。
この手でいちばんすきなのは、武田百合子『富士日記』。
あとは、芭蕉の紀行文、土佐日記なども。

それに、ま、私もオトメでしたから、シンデレラ・ストーリーの系統も。
教養と社会的地位と資産のある大人の男性から庇護されるように愛される
永遠のあこがれですな。(「な」というな、おばさん)
ジェイン・オースティンの6つの小説がこのタイプ。
(4つしか読んでませんけど)

ということで、細部を覚えてしまうほど大好きな本で初めての洋書に挑戦するというのは、
案外、有効な勉強方法かもしれず、オススメです!
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2013. 02. 14  
いつか、どこかで次のような趣旨の文言を見たことがあります。

ビジネスマンがよく「私の愛読書は『坂の上の雲』です」なんて言っているけど、
愛読書というものは、少なくとも10回くらいは読み返している本のことだ。
忙しいビジネスマンがあの長大な小説を10回以上繰り返して読んでいるとは思えない。


(含意:軽々しく“愛読書”呼ばわりするな)

誰が言ったのか忘れたけど、確かにそうですね。

「10回以上繰り返して読んだ本」を愛読書の定義とするならば、

私の愛読書は、ずばり、二つしかありません。

山川出版 「詳説日本史B」 (高校の教科書です。ま、これは業務用。)

もう一つは、

ジーン・ウェブスター著 『あしながおじさん』 
Daddy-Long-Legs


初めて読んだのは小学4年生の時でした。

全編手紙文という変わった構成に惹かれ、繰り返し読みました。
児童文学読みのご多分にもれず、出てくる食べ物のことにいちばん興味がありました。
あとは、「どうして、明るくてハンサム、若くて元気なジミーのプロポーズを断るんだろう?」
…なんて考えながら。
繰り返し読んで、全編ほとんど暗誦してしまいました。

中学生になって英語の勉強を始めたとき、背伸びして覗いた高校生の学習雑誌に、
「薄いペーパーバックや短編小説を一冊読み通してみよう。読解の力がつき自信になります。
ポーの『黒猫』、『フランクリン自伝』などおすすめ。」
というアドバイスが。

「あしながおじさん」なら読めるかもしれない!
手紙の日付と著者による挿し絵、固有名詞さえあれば、ストーリーがつかめる。

そう思って、読み始めたのが、私にとって、初めての洋書 Daddy-Long-Legsでした。

もう40年も昔のことになります。
最初のペーパーバックは20年くらい持っていたけれど、黄変劣化して処分しました。
2冊目も劣化、廃棄。
今のは、3冊目で、ハードカバー・布張りです。

あしながおじさん

今でも一年に一回は読み返します。
日本語・原文あわせて50回は読んでいるので、堂々の“愛読書”です!

40年も継続的に読んでいると、本自体が「定点観測の基点」みたいになって、
「私も成長したなぁ、(最近は老成したなぁ)」と感じることが多々あります。

「あしながおじさん」を語ると、熱くなってきりがなくなるので、また次回に…。

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2013. 02. 13  
『55歳からのハローライフ』
村上龍 幻冬舎

【動機】
新聞広告で見たときから気になっていた。
今週日曜日の朝日新聞の読書欄の紹介を読んでさらに読みたくなった。

【いもづる】in/outとも、なし。

【感想など】
いやあ、面白かった。一気に読みました。
5編ある中編のうちのひとつの話の結末では、不覚にも涙が…。

5話のうち、2話が女性が主人公、3話が男性。
なぜか、男性の話に惹かれた。
同世代(およびちょっと上の世代)の抱える現実的な問題が身につまされました。
みんなくら~い話だけど、最後は全部、希望とともに終わるので、読後感は心地よい。

歳をとったら、お金も健康も大切だけど、
やっぱり「関係」が一番大切だとつくづく思いました。
(小学生の読書感想文的ですみませんm(_ _)m)

5話の共通のモチーフとして「飲み物」がある。
今、服薬の関係で、禁酒中だが、出てくるお茶や水がおいしそうでおいしそうで…。

村上龍って、こんなに渋くて、上手いストーリーテラーだったんですね。

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2013. 02. 13  
読了メモ:ポリシー
①読んだその日、または翌日に書く。書くのが面倒と思うような本については書かない。
②きちんと読了した本に限る。つまみ食い読みは不可。
③【いもづるin】とは、当該の本との関連を見いだした既読の本
④【いもづるout】とは、当該の本を読んで、読みたくなった未読の本

The Red Notebook
Paul Auster

【動機】TOEICの対策勉強をしようと思ったら、突発性難聴に。
リスニング練習ができないので、ペーパーバックをぼつぼつ読むことにしたら…はまってしまった。

【いもづるin】オースターの既読小説いくつか

【いもづるout】「ドン・キホーテ」←インタヴューでたびたび言及されていた

【感想・メモ】
20年以上前に書かれた(インタヴューされた)もの。
まず、告白。
Twentieth-Century French Poetry の章は、フランス詩(人)についての知識がないので、ついていけず、スキップした。(ポリシー②に反するね!)

インタヴュー2編のうち、2つめが面白い。
(インタヴューの時間関係から、前者の内容は後者と重複している)

*偶然性(chance , coincidence, serendipity, contingency)のモチーフについて 
オースター作品には「まさか!」というような偶然性がよくでてきて、
これに対する批判的な評価が多かったと見え、
オースターはかなり熱心に「事実は小説よりも奇なり」を論じている。
この姿勢がナショナル・ストーリー・プロジェクトにつながり、
それが日本の内田樹や高橋源一郎に受け継がれ『嘘のような本当の話』につながっていく
…という流れの源を読むことができた。

 In philosophical terms, I’m talking about the powers of contingency.
Our lives don’t really belong to us, you see ---
they belong to the world, and in spite of our efforts to make sense of it,
the world is a place beyond our understanding.


*「ムーンパレス」に出てくる段ボール箱の話
…オースターの義理の叔父さんの本箱がモチーフだったとは!
そして、それが彼を作家にした!

*オースターにとっての「詩と散文」の位置関係
 In some sense, poetry is like taking still photographs,
whereas prose is like filming with a movie camera.
Film is the medium for both those arts --- but the results are totally different.
In the same way, words are the medium for both poetry and prose ----.  

なるほどねぇ。わかりやすい比喩。

*fairy tales の意味。
読者ひとりひとりの想像力をかき立てる物語。

*solitude について。
これもオースターの主要モチーフだが、
 But solitude is a rather complex term for me;
it’s not just a synonym for loneliness or isolation.
Most people tend to think of solitude as a rather gloomy idea,
but I don’t attach any negative connotations to it.


*人称の問題。一人称か三人称かを選択するときのオースターの感じ方。(あるいは女性の話者の場合)

*サルマン・ルシュディへの祈り。
これを書くのにも、すごい身の危険を感じたことだろう。
日本人の訳者は殺されましたからね。
あれは迷宮入り?

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2013. 02. 12  
突発性難聴の襲来から、きょうでまるまる6日、禁酒しています。

日々の暮らしの中で、些細なことだけど「ああ、しあわせっ!」と思う瞬間というのがありますよね。
村上春樹は「小さいけれど確かな幸せ=小確幸」と表現してました。

私の場合、なんといっても、

1日の仕事を終えて、あるいは、夕食前にひとっ走りジョギングをしたあとに、
「さて、いただこうかしら。」と冷えた缶ビールをぷしゅっとする瞬間。

その小確幸が奪われて6日間…どうなることやら、と思っていたら、
これが自分でも意外なことに、ぜんぜんつらくありません。

これまで、午後は夜の「ぷしゅっ」の瞬間を目標に、
お茶やコーヒーなど控えようという、さもしい根性でいたのですが、
ここ数日は、お茶やコーヒーをゆっくり淹れて、ゆっくり味わうという、
私にとって未踏だった小確幸を楽しんでいます。

最近読んだ、梨木香歩の『雪と珊瑚と』では、
主人公のシングルマザーのやっとしゃべり始めた女の子が、
心のこもったおいしい料理を作ってくれる女性の口まねをして、
おいしいものを食べたときに、
「ちゃあちぇねぇ」(幸せねぇ)というシーンがあります。
いい響きですよね!

私は、ビールの最初の一口で、おばさんがぶりっこして「ちゃあちぇねぇ」とうなっていたのですが、
世の中、見渡せば、他にもいろいろな「ちゃあちぇ」がありますね。

今から、電気毛布で予熱した布団にもぐりこみます。
暖かいお布団に入って眠りに陥るまでの時間も、私の“小確幸”、“ちゃあちぇ”!

耳の調子はまだ良くならないとはいえ(高音がわんわん響きます)、
今日は、やっかいな仕事を片付けたし、病院行きも済ませたし、
まずまずの一日でちゃあちぇでした。

(禁酒と生活の制限はもうしばらく続きそうです)


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2013. 02. 11  
捕らぬ狸の皮算用…ですが、娘が大学に受かったら、
お祝いに、フンパツして、電子ピアノを買ってあげようか…と考慮中です。

ピアノの音やタッチ、予算のことは、やはり、実際に試弾してみるべきでしょう。
↑ LLganzoさまよりのアドバイス。

音・タッチ・値段以外に、皆様にお尋ねしたいことがいくつか。

生まれも育ちも、今の暮らしもずっと田舎の私には、集合住宅で生活した経験がありません。

うちのどら息子の趣味はドラムで、ヘッドフォンつけて電子ドラムを叩いていますが、
別室にいても「森の小人さんが工事中」みたいな音が響いてきます。

また、娘にとっては初めての一人暮らし。
親としていろいろと心配なことが…。

という前提で、質問項目は、

①電子ピアノでヘッドフォンつけていても、階下や階上、お隣などの騒音になることはありますか?

②ヘッドフォンをつけずに、小さな音でなら、集合住宅(たぶん安普請の)で弾くことはできますか?

③ヘッドフォンをつけて集中していて危険なことはありませんか?
例:不審者の侵入、お鍋が焦げた、ピンポ~ンが聞こえず留守と思われるetc.

他に、電子ピアノ購入に関して注意すべきことがあったら、併せて教えて下さい!
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2013. 02. 10  
メモ3が2重投稿になっていてすみません。
消去したのですが…。

『ほろ苦教育劇場 コドモダマシ』
 パオロ・マッツァリーノ  春秋社


【動機】
昨日読んだ『学歴入門』を本棚の適当なところに納めようとして、見つけた。
数年前(奥付をみたら2008年9月初版第一刷)読んで、
笑いながら、うなずきながら読んだことを思い出したので、再読。

【いもづる】再読なので省略。
ただし、本の中の「理論派お父さんのためのブックガイド」たくさん紹介されている中で、
香西秀信「論より詭弁」は読んでみたいと思った。

【感想】
再読でも、またまた面白かった。
この文体は、サラリーマンNEOの“サラリーマン体操”近藤良平の口調で朗読するとよい!

著者の自称イタリア人マッツァリーノ氏は偽名で、覆面著者がいることは確かだが、
この、まっつぁんは、かつての自称ユダヤ人イザヤ・ベンダサンの「公然の秘密」のようには、
まだ、覆面ははがされはされていない(…と思う。最近のことは知りません)

4~5年前の本だが、最近(もちろん書かれた当時も)ホットな話題の
「体罰」「いじめ」「格差」「雇用」などの問題が父子のやりとりでおもしろく論じられている。

当時流行していた「百マス計算」「ゲーム脳」などに対するチクリも懐かしい。

体罰について、長くなるが、感心したので以下、引用。

「体罰は許されるっていう先生は、もし悪さをした生徒が、
市会議員や国会議員や教育委員の息子や娘だとしても、
ためらわずに殴れるのかな。
あるいは、もしヤクザの親分のこどもだったら?
そうとわかっていても、他の子と同じように公平に殴れるんだろうか。
それは絶対ムリだと思うな。
むしろ暴力をふるう人ほど、人間の上下関係に敏感だったりするからね」


中学受験の話から学歴の話になって…。

「山に登ったら、降りなきゃいけないだろ。
全力を尽くして頂上に登ったはいいが、
そこで体力を使い果たして死んじゃったら、元も子もないよな。
大学受験なんてのは、長い人生から見れば、
ちょっとした山登りに過ぎないんだよ。」


一つ前の記事の「男の子はバカだけど(だから)可愛い」という証拠をひとつ…。

P188の「新一年生の男の子の将来つきたい職業」の8位に、
TV・アニメキャラクターというのが!
声優とかヒーロー役の役者じゃなくて、「キャラクター」そのものですよ(>_<)

最後に…、「ごもっとも(T_T)」のフレーズを引用して締めとする!

「わかる、わかるよキミの気持ち。
そうだよねぇ。
こどものころはみんな感想文なんか書くのいやがってるんです。
そのクセ、オトナになると、頼まれもしないのに
ブログで本や映画の感想ばっかり書きたがるんだから、
わからない、わからないよブロガーの気持ち。


すんません。

*突発性難聴療養のため、これから24時間、断食ならぬ断ネットいたします。

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2013. 02. 10  
静養のためプールにも山にも行けず、家でまったり読書三昧です。

今、10代の子どもたちに現代の状況を伝えて、自分のことを考えさせる
というようなスタンスの本を続けて読んでいます。

昨年の夏~秋、高校生の息子と大バトルがありました。

彼が高校に入学したときから、
「大学に行こうと思うなら、1・2年の間は英・数・国の基礎固めが大事。
宿題なんか、先取り消化して、こつこつ力をつけないとだめよ。」
と伝えていました。

「勉強した?」と聞くと、むっとして「お母さんから言われるとやる気なくす」と言うので、
しばらく放っておきました。

夏休みは、一日中2階の部屋に冷房をがんがんかけてこもっていて、
「少しは身体を動かしたほうがいいよ」と言っても、
靴はいて外にでることが全くない日が続いたり…。

勉強しているとばかり思っていたら、休み明けのテストはとんでもない点数。
問いただすと、ほとんど勉強せずに、昼寝したり本を読んだり、ぼけ~っとしていたりだったそう。

ブチッ!

「ボクは勉強が嫌いです。しようと思ってもどうしても取りかかれない。」と
この期に及んでしゃあしゃあと言うので、

「勉強が嫌いなら、義務教育ではない高校に行く必要はない。
お父さんも私もお姉ちゃんも、それぞれ仕事や自分の役割を果たしている。
あんたは、自分の仕事(学生なら勉強)をせずに、他の部屋では使ってないエアコンをつけて、
ごはん作ってもらって洗濯してもらっている。
勉強をしないバカ息子に弁当を作って
『お坊ちゃま、お弁当でございます。行ってらっしゃいませ。』
と言うようなバカ母に、私はなる気はない!」

それを契機に、“語るもナミダ、聞くもナミダ笑い”の大バトルが延々と続きました。

私も自分なりに、じ~っくり、「どうして息子に勉強をさせたがるのか」と自問しました。
「勉強嫌いな子が大学に行ってどうする?」
「バカ息子に学費を出してやるバカ親にはなりたくない」

何度も何度も罵声を浴びせ合いながら、話し合い、闘い、最終的には、
「ボクはやはり勉強をしたいので大学に行かせてください」と。

傍で見ていた娘が、
「高一の頃って、私も何に対してもむかついていた。
あの物言い、本気じゃないよ。思春期のホルモンバランス異常よ。
それに過剰反応するお母さんもどうかと思うね。
お母さんの“かっかかっか”は更年期のホルモンバランス異常だね。」
と、たいへん冷静な観察をして、私をなだめてくれました。

そうか!

そんな時に読んだのが、川上弘美の『これでよろしくて?』

登場人物の中年女性の一人が、
「息子って可愛いわねぇ。だって男の子ってバカでしょ。」というような内容のことを言う場面があります。

すとん。

また、担任の先生(若い男性)に、
「息子は何を考えているんでしょうねぇ?」とお尋ねした時、十分熟考された後のお答え。
「いやぁ。何も考えてないと思いますよ。」

すとん、すとん。

ふて腐れた態度をとり続ける思春期ホルモンバランス異常の息子も息子ですが、
バカ息子を持って自分の人生まで真っ暗に感じるのは、どう考えても、
更年期ホルモンバランス異常のなせるわざですな!!

いまは、「男の子ってバカ。そこが可愛い。」「不機嫌な言動にいわれはなく、じつは何も考えていない。」
と思うことにしています!

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2013. 02. 09  
目や神経が疲れることはできないので、また大きな文字の「14歳の世渡り術」シリーズの本を読む。
薬を服用しているので、ビールも飲めない。
勉強できない・天気がいいのに運動できないというのは、残念という気持ちと同時に、
「ラッキー! まったりしよう」という気持ちもあるが、
ビールも飲めず、本も読めない、音楽(イヤホン)も聴かずに、まったりというのは…。
得意種目の“昼寝”という技があるが、あまり眠りすぎると、今度は夜寝付けなくなる。
やはり、健康第一ですね!


『学歴入門』 橘木俊詔 河出書房新社

【動機】「14歳の世渡り術」シリーズとのことで、自分の子どもを含む若い人たちに伝えるべきことを学べたらよいと思った。

【いもづるin】池上彰「「学び続ける力」、
苅谷剛彦「アメリカの大学・ニッポンの大学」「イギリスの大学・ニッポンの大学」、
吉川徹・中村高康「学歴・競争・人生 10代のいま知っておくべきこと」、
ピエール・ブルデュー「遺産相続者たち」「再生産」、
池田潔「自由と規律」 など

【いもづるout】本田由紀の著作(新書レベル)

【感想】同じ10代の子どもたちに向けて書かれた吉川・中村の著作と併せて読むとわかりやすい。
一言でいえば、「たかが学歴、されど学歴」をいろいろな事象(数的データはほとんど無し)を提示して論じている。
“たかが”は、東大卒業生の地位の低落化傾向、企業に入ってからは学歴(学校歴)よりも実力主義、など
“されど”は、大卒と非大卒では所得に差が出る、 など

まあ、常識の範囲内の論。
大学教育について、本田由紀らの「実社会で即役に立つ実学をさせるべし」と猪木武徳のリベラルアーツ(教養)中心主義とが対比され、
著者は前者の立場を支持している。(アリストテレスを知っていてもグラフが作れなければ×)

私は、これについては、明確にどちらの立場と言い切れないが、
最近読んだ同じく若い人に向けて書かれた池上彰の「学び続ける力」には、今すぐに役に立たないことこそ勉強すべきであると主張されていた。
まあ、バランスの問題でしょうね。
東大や京大の英語長文の過去問など見ていると、
アリストテレスやルソー(橘木が出している象徴としての例です)を知っていると読解しやすいという問題がある。(入試は“入り口”ですけどね)

福沢諭吉の「天は人の上に人をつくらず…」は、
「人間は生まれながらに平等である」という合衆国独立宣言からの引用が主眼ではなくて、
その後の「貧富や出身など現実の不平等を学問だけが超克することができる」ということが言いたかったのだ、
ということがよく見落とされていると思う。
やはり、状況が許すなら、大学教育以上の高等教育は受けておいたほうがよいことは確かである。
そして橘木は格差に関する他の著書でも、“状況が許すなら”というのが今日の日本では許されない階層が出てきていることを指摘している。これには同意。
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2013. 02. 08  
急に寒くなり体調すぐれず、耳の聞こえが悪いとおもって病院に行ったら、突発性難聴疑い。
目や神経が疲れることを避けて休養を十分取るようにと言われる。
確定申告の事務作業が残っているが、明日に回すことに。

今日はのんびりデーとして、活字が大きなゆったりした本を読む。

『泥酔懺悔』
朝倉かすみ、中島たい子、瀧波ユカリ・平松洋子・室井滋・中野翠・西加奈子・山﨑ナオコーラ・三浦しをん・大道珠貴・角田光代 
筑摩書房


【動機】友人夫妻がオーナーの書店で見つけた。私もいろいろ懺悔することがあるし。
平松・三浦・角田のが読みたかったので。

【いもづる】in/out ともに特になし。

【感想】下戸の中島の「泥酔していれば、何かとんでもないことをやっても、記憶も実感も残らないから、後から思い返して罪悪感を感じることもないということだ(何をやったかわからないという不安は残るが)。」というのは、「罪悪感も不安感も羞恥心も、ふか~くふかく感じます」と反論したい。
やはり、三浦のが一番良かった。
雑誌ダヴィンチ最新号によると、三浦の泥酔につきあった編集者(だっけ?)は、突然一人称が「拙者」に語尾が「…でござる」になった三浦を見たとか。楽しそう! 一緒に飲んで、一緒に記憶を無くして…、友だちになりたいタイプ。
角田ファンだが、長編はいいが、日常を描いた短編やエッセイはちょっと飽きてきた。
川上弘美がラインナップに入っていたらなぁ…。

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プロフィール

ぶるっく

Author:ぶるっく
 長女ぽんは飛び立ち、長男ばぶは羽ばたき練習中。空きの巣になっても、仕事・趣味・体力作りに励み、楽しく暮らしていきます!
 読書・音楽・ウォーキング・軽登山・水泳のことなど…日々の記録です。

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